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turbo717's Activity 

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Roma St Angelo

Roma Castle St Angelo

旅の絵をもとに随想しています。
本日は、ローマ_テルミニ駅(Staz.Termini)西北西1.8kmのところにある、スペイン広場、そこから624m西にあるテヴェレ川(Tevere)河畔からのサタンジェロ城(Castel S.Angero)です。

上の絵は、トリニタ・デイ・モンティ通り(Viale de Trinita dei Monti)から、聖アンブロージョ教会の尖塔を見た景色 です。タイトルが長いのですが、ローマの町並みの一つです。トリニタ・デイ・モンティ通りは、スペイン広場(Piazza di Spagna)にあるスペイン階段(正式には、トニリニタ・デイ・モンティの階段:Scalinata della Trinita dei Monti)を登りきったところにある見晴らしの効く場所にあります。この道を北のほうにとるとピンチョの丘(Monte Pincio)に行け、ローマ市街、バチカン(Vaticano)が見渡せます。

下の絵は、テヴェレ川(Tevere)河畔からのサタンジェロ城(Castel S.Angero)とサンピエトロ寺院(Basilsca di S.Pietro)です。

さて、スペイン広場(Piazza di Spagna)ですが、この名前は、広場の一番南端の西側にある建物が17世紀からスペイン大使館として使われていたことに由来します。

この広場を世界的に有名にしているのはいくつもの異なった要素から構成されているからです。

噴水(Fantana della Barcaccia:老朽した小舟の噴水)ベルニーニの父の作 ---広場の中央。
スペイン階段(正式には、トニリニタ・デイ・モンティの階段:Scalinata della Trinita dei Monti):3箇所に踊り場を持ち階段は137段。映画や小説の舞台としてあまりにも有名です。法王シクストゥス5世のローマ改造計画にもとづいて、フランシスコ・デイ・サンチスとスペッキのデザインによって1723-26年にかけて作られた。デザインは西に600mほど行ったテヴェレ川にあった河港の階段からとったものであるということです。春はツツジの鉢が置かれて鮮やかな白、赤、ピンク色で飾られます。)
---広場の東側。階段を東の方向に上り詰めますと、トリニタ・デイ・モンティ広場(Piazza di Trinita dei Monti)がります。
階段の上の二つの鐘楼をもつ教会トリニタ・デイ・モンティ教会(Trinita dei Monti 山の三位一体の教会 の意味)1725年にフランスのシャルル8世によって建てられて聖心会所属のもので、ここに聖心女学院があります。
---スペイン階段を上り詰めたところにあります。
高級商店街 コンドッティ通り(Via Condotti)・・ローマで最も高級な商店のあるショッピング街。この商店街に入って50mのところにあるカフェ・グリコ(Caffe Greco)は1760年の創立。ゲーテ、アンデルセン、キーツ、バイロン、ショパン、リストなどが常連であったという。
---スペイン広場の後方(西側)に伸びる通りです。

絵の細い通りの向こうに見える教会は、聖アンブロージョ教会(S. Ambrogio)です。4世紀の聖人の名前に由来します。建造は、1471年。ドームは1612年、ピエトロ(Pietro da Cortona.)作。その右側の尖塔は、サンピエトロ寺院(Basilsca di S.Pietro)の尖塔です。

つぎに、テヴェレ川(Tevere)河畔、サンタンジェロ城です。

サンタンジェロ城は、ハドリアヌス帝が132-139年にかけて、彼と彼の後継者の墓として建造しました。
その後、たびたび改造されました。特にルネサンス時代に大改造が加えられ、城に方形の城壁がつけられ、円形の墓の上部に建物が作られ、城塞となりました。歌劇「トスカ」の第三幕の舞台。恋人マリオをここで処刑された美姫トスカが、テヴェレ河に身を投げる場面で、この城が登場します。

ヴァチカン市国:チッタ・デル・ヴァティカーノ(Cita del Vaticano)
・サンピエトロ寺院(S.Pietro in VAticano:英=セント・ピーターズ(Saint Peter'S)):規模:奥行き211.5m(世界最長)天蓋直径42m、高さ132.5m。
初代ローマ法王ペテロ(Pietro)の墓の上に326年コンスタンティヌス大帝によって建立されました。1452年法王ニコロ5世によって再建。工事監督は、ラファエロ、ベルッツィ、サンガッロ・イル・ジョーヴァ、ミケランジェロなどがかかわった。1565年ミケランジェロが死ぬまではにはかなり完成。法王パオロ5世の意思でマデルノにより教会の前廊部が長くされ、ラテン十字架の平面となり、1625年法王ウルバヌス8世のよって献堂式が行われました。

・ヴァチカン宮殿(Palazzo del Vaticano)
・ヴァチカン美術館(Musei e Gallerie del Vaticano)
・ピオ・クレメンティーノ美術館(Museo Pio-Clementino)
・エトルニア美術館(Museo Etrusco)
・ヴァティカン図書館(Bibilioteca Vaticano)
・システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)
・ラファエロの間(Stanze di Raffaello)

などがヴァチカン市国にあります。


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